L1Bビザ取りにアメリカ大使館行ってきた
色々と全体像がわからなくて、不安だったので、ひと通りのプロセスを書いてみる。
普通のL1は糞大変らしいけど、ブランケットビザだったせいか、想像よりスムーズだった。
まだ届いてはいないけど、承認はされたから、一段落。
Form I-129とForm I-797
ここは会社・人によって作成プロセスが違うかもしんない。
- Form I-129とForm I-797を作成のために、アメリカの弁護士にやたら細かい情報を送った。
- 後に提出するDS-160と被る内容が多いので、内容を控えておくといいかもしれない
- 大学の卒業証明書や成績表やらが必要
- Marriage Certificateは戸籍で
- http://japan.usembassy.gov/e/acs/tacs-forms.htmlのJapanese family Register (Koseki) Translation Formをダウンロードして、翻訳して、自分でサインで大丈夫らしい
- 面接時には原本と翻訳を提出
- 書類を全部提出後、大体一週間でForm I-129、I-797作成完了の通知がきた。
- この段階でForm I-129とI-797のReceipt NumberをEメールで教えてもらえるので、郵便で到着を待たずにDS-160の手続きを始めてよい。
- 大体一週間でForm I-129とI-797と会社情報とカバーレターが送られてきた
DS-160
- https://ceac.state.gov/genniv/で登録が行える
- 職歴は過去5年間分でよかったらしいけど、間違えて全部書いてしまった
- もう存在しない会社はとりあえず住所は最後の住所を書いておいて、電話番号は0と書いておいた
- 名前をnative alphabetかなんかで、と書いてあるところが多分漢字で書く、ということに提出後に気づいて、もう一度提出しなおした。
- 一度提出したものはそれ以降修正できない
- 二回目の提出は一回目の提出のデータをダウンロードしたものをアップロードすることで、別の登録番号で作りなおすことができる
- アップロードしての読み込みは過去5年間に渡航した国一覧など、一部情報がが消えているので、提出前に情報を控えておいたほうがいい。
- 登録が終わったところで表示されるconfirmation pageは、面接時に持っていく必要があるので、保存するなり印刷するなりする
- あとconfirmation pageに書いてある番号は面接申込時に必要。
- 家族がいる場合は、別途DS-160を提出する
- 本人はL1ビザで、家族はL1ビザ申請者のdependentとしてL2ビザの申請になる
- 同じくconfirmation pageを印刷する
面接申し込み
- 何故か違うサイトに最初たどり着いてしまい、大使館に電話で聞こうとしたけど、人間につながるルートが全くわからなくて、skypeのアカウントがあったから、かけてみたらあっさりつながった*1。
- けど普通に下のURLがわかってればそんなこといらないはず。
- https://cgifederal.secure.force.com/でアカウントを作成する
- ログインしたらまず申込代金を支払いにいく
- L1は一人あたり$190の支払い。オンラインでクレジットカードで即支払いできる
- 支払いが終わったら控えの番号が出てくる。すぐ後に必要なのでひかえておく。
- 面接の予約を行うために、DS-160の番号と上記の支払のレシート番号を入力する
- レシート番号が有効か確認されるけど、クレジットカードで払ったので、普通にOKだった
- Skypeで、口座振込みみたいなのもできるらしいけど、その場合、営業時間外だから翌日まで待たないとだめ、みたいなことを言われた
- 家族がいる場合は一緒に予約を入れる
- 登録が終わったら、Appointment Historyのページを、申請する人みんなのレシート番号とUIDが見えるように印刷しておく
アメリカ大使館へ
- レターパック500はいらない
- 持っている人を見かけたけど
- 写真は実は曲者
- 写真はパスポートサイズ、と書いてあるけど、日本のパスポートサイズではなく、2inch * 2inch(2 inchは約5cm強)
- スピード写真などのパスポートサイズだと4.5cm * 3.5cmなので、実は結構小さい
- 2 inch * 2 inchにするために写真館に行ってとってもらう人もいるらしい
- 自分はスピード写真で撮って、面接前日の朝に気づいたので、写真本体よりなるべく大きめに切ってみた
- 一応何も言われなかったので大丈夫?
- 大使館の待合室にスピード写真があって、2 inch * 2 inchの写真を1000円で二枚作れる
- あと2inch*2inchにくりぬくための機械もあった
- レターパック500はいらない
- 月曜日の10:15の予約で、念のため9:15くらいに大使館前に到着。
- ほとんどセキュリティチェックではならんでなかったけど、十分くらい待ってた気がする
- ここで電子機器は携帯を含めて全て預ける。ここからの暇つぶしは本などで
- レターパック500はいらない
- 入って隣の建物に入って、受付の人に書類を見せる
- もう一度金属探知機を通ると、大きな待合室みたいなところに着く。
- 面接は採用面接みたいに個室でやるのかと思ったら、この待合室の8-10番の窓口のビザ面接係と話す感じ。
- ビザ面接でハーフパンツは流石になんだろう、と思ってジーンズ履いていったけど、普通に窓口からは見えないので全く意味がなかった。
- 書類は一番窓口に提出
- Form I-129、I-797、カバーレターは3つずつあって、この3つをまとめた束を3つ作れと言われた
- 加えて会社情報もあったけど、何かの手違いかで2部しかなかったけど、説明したら大丈夫だった
- 10:15の予約を大きく過ぎて、1番窓口で呼ばれる。L1 Fraud防止用の$500を支払うよう言われる
- 反対側のcashierで払える。クレジットカードOK。
- レシートを持って再度一番窓口へ
- レターパック500はいらない
- また10分ほど待ってたら6番辺りの窓口に呼ばれて、指紋登録
- ウェットティッシュで指紋読み取り機を拭いてはいけません
- また30分くらい待って8番窓口で呼び出し。ようやく面接
面接
- 人のよさそうなおっさんだった
- カバーレターを見ながら、仕事上利用している技術についての質問をされた
- どのくらいテクニカルに説明してよいのか迷ったけど、多少なんとなくわかるらしくて、それほど面倒なことにはならなかった。
- 後はほとんど雑談に近い感じだった。会社の場所や、仕事内容とか。
- 妻には質問全くなしだった。
- 多分合計5分もせずに「ビザ郵送するよ」という紙をもらって終了
- 大使館を出た時間は11:45くらいだった。
感想
官僚的でつらい目に会う覚悟で行ったけど、会社情報が一部なくてもまぁ、大丈夫とか、面接官も良い人っぽかったし、結構印象はいい。
唯一未だによくわからないのは予約の仕組みで、10:15に予約して、結局面接は11:30以降だったわけで、何を予約しているのかよくわからない。単純にその日に大使館に来る合計人数を抑えたいだけ?
9:40くらいに待合室に着いた時は、空席があまりなかったけど、11:00くらいになったら空席が目立つようになって、帰る頃には半分も埋まってなかった。
恐らく念のために予約した時間より早めに来る人が多すぎて朝の早い時間に人が集まりすぎたのかな、と思った。
*1:ただし、相手はインドなまりの英語