あたし彼女
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1177807.html
なんか
最後まで
読んじゃった
みたいな
大体1ページ辺り1秒くらいで読んだ*1。429ページ分クリックした自分を褒めてあげたい。
ストーリーは恐ろしくどうでもいい感じ。短くまとめると、今まで恋をしなかった女が始めて恋に落ちた相手が昔の彼女を引きずっていて、喧嘩して、セフレとセックスして、仲直りして、妊娠して、流産して、結婚する話。
けどそんなのは重要ではない。
「あたし彼女」は今時の若者言葉を多用した今までにない文体で、切ない恋心をつづった。審査委員長を務めた作詞家、秋元康さんは「言葉のリアリティーがすごい。こんな小説は読んだことがない」と絶賛。
http://mainichi.jp/enta/art/news/20080925ddm041040125000c.html
に書いてある通り、確かに言葉にはある種のリアリティーを感じる。なんか、この文体はすごく画期的である。ただ、若干文体が古い感じはする。
今風に書き直すなら、
なんか
俺マジで
彼女いたんだけど
飽きた
まじパネェ
ってか今の彼女
っていうかー
アキに
出会ってさー
マジで
乗り換えた
みたいな
前彼女より
顔いいし
まじで金持ってたし
なにより
超セックス
相性いいし
超マジでパネェ
まぁ
俺にしたら
マジで超当たり前の女
まじでパネェ
という感じで、
- 超
- マジで
- パネェ
を多めに入れておくと2007年度的なリアリティに追いつけると思います。
俺も来年は参戦しようかと思いました。
*1:多分読んでる、というよりは文字を拾う作業に近い。けど大体粗筋はわかる