Hold'Em Poker for Advanced Players
Hold'Em Poker for Advanced Players (Advance Player)
- 作者: David Sklansky,Mason Malmuth
- 出版社/メーカー: Two Plus Two Pub
- 発売日: 1999/06/01
- メディア: ペーパーバック
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http://d.hatena.ne.jp/kudzu/20100823/1282578743のSmall Stakes Holdemに続いて読んだSklansky本。
多分こっちを先に読むほうが正解だと思う。
前半のコンセプトの紹介と、後半のクイズってのはこちらも同じ。
本のほうにも書いてあるけど、超LooseなポットやHeads Upなどの少人数のプレイは、普通のポーカーの入門書に書いてあるプレイとは大分違うものが要求されるけど、あんまり説明している書籍はない。
LooseなMulti-wayポットの話はSmall Stakes Holdemですごく細かく書かれているけど、少人数のプレイについての戦略についての説明は(No Limitの本も含めて)この本で始めて読んだ気がする。
先日テーブルから人が去っていって、Heads Upになったけど、ボタンから無節操にレイズするという戦略は、対応方法を知らないプレーヤー相手だと大変楽だと実感した。
いくつか役に立ったコンセプトは、
- レイトポジションからはレイズするハンドレンジを一気に広げる
- 極稀にT9sなどのハンドで3bet
- Limperが多い場合、大きめのOffsuiteのSuited CardならLimp
- AKs、AQsでリンプ・オープンリンプ
だめだったのは、
- Axsでアーリー・ミドルポジションからOpen Limp
- LooseなBBな場合、オープンレイズではなく、オープンリンプ
こちらは若干意外だったけど、特に後者はオープンリンプするレンジのハンドを削って、バリューでオープンレイズするハンドに絞るほうが効率がいいと思った。