Inside the Poker Mind: Essays on Hold 'em and General Poker Concepts
Inside the Poker Mind: Essays on Hold'Em and General Poker Concepts
- 作者: John Feeney,David Sklansky
- 出版社/メーカー: Two Plus Two Pub
- 発売日: 2000/05
- メディア: ペーパーバック
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今読んでる本。
Sklanskyも共著みたいだけど、基本John Feeneyが書いているEssayっぽい。まだ序盤までしか読んでないけど、すでに気に入ってる。
Playing too many handsとcause and remediesは読んで結構身に染みるなぁ、という感じ。Limitはスキルの影響力がNo Limitに比べると小さいから、Limitに転向してから、割とすぐvpipが自然と下がった。これはすごくよかったと思う。
Do you pass the Ace-Queen test?は、Early PositionからRaiseが入って、自分がAQoを持ってたらどうするか、というテスト。ちなみに答えは、「一般的にはFold」。
確かによく考えて見れば、自分がEPからレイズで入るハンドレンジを考えてみると、AQoでドミネートできるハンドはKQsかAJくらいしか思いつかない。いくつかのポケットペアに対してCoin flipだけど、全体的に見ると、さほど有利ではない。
読みながらちょっと思ったのは、Microstakesでどのくらい適応できる・適応すべきなのか。PFR20%みたいなプレーヤーは一杯いるし、そんなやつがEPからraiseするハンドレンジを考えると、AQoはマージナルな判断どころか、相当有利なはずだと思う*1。だからCall、またはRaiseはそんなに悪くないはず。
あと、UTGからのAJoのレイズは実際どうなんだろうね?普通にやるけど、一応セオリーではフォールド。Microstakesならいいのでは?と思ってstats見てみたら、統計的に意味があるデータ数じゃないけど、EPからのプレイはEV-だった*2。正直なところ意外な結果。
Raiseに対する対処は、相手のStatsが比較的TAGであることを前提に書かれているのが普通だろうから、相手のStatsに応じて調整していいけど、Openする場合のハンドレンジは恐らく標準のハンドチャート通りが正解なんだろうな。これもちゃんと気をつけよう...。