刺身の上にたんぽぽ乗せる日記

プログラミングしたり、自販機の下に落ちてる小銭を集めたりしてます

絡新婦の理

絡新婦の理 (講談社ノベルス)

絡新婦の理 (講談社ノベルス)

1996年の作品だったのか。
今まで京極夏彦の作品はこじつけ臭いなぁ、って感じがしてたけど、この作品はとても綺麗な構図を見せ付けてくれる。とても幾何学的に美しい。なんというか、数式が美しいとか、プログラムのクラス設計が美しい、とかそういうのに通じる美しさがある。


800ページ以上のすげー長いストーリーだけど内容は結構密。持つのが疲れるのが難点である。上下巻にわけてくれてもいいのに。

残りの読んでない京極夏彦作品も読んでみよう。