2005-09-29 絡新婦の理 books 絡新婦の理 (講談社ノベルス)作者: 京極夏彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 1996/11/05メディア: 新書購入: 4人 クリック: 526回この商品を含むブログ (88件) を見る1996年の作品だったのか。 今まで京極夏彦の作品はこじつけ臭いなぁ、って感じがしてたけど、この作品はとても綺麗な構図を見せ付けてくれる。とても幾何学的に美しい。なんというか、数式が美しいとか、プログラムのクラス設計が美しい、とかそういうのに通じる美しさがある。 800ページ以上のすげー長いストーリーだけど内容は結構密。持つのが疲れるのが難点である。上下巻にわけてくれてもいいのに。残りの読んでない京極夏彦作品も読んでみよう。