Poker AI用GTOメモ
Poker's 1%: The One Big Secret That Keeps Elite Players On Top
- 作者: Ed Miller
- 発売日: 2014
- メディア: ペーパーバック
- この商品を含むブログを見る
これに書いてあったやつのメモ書き。
全体のバランス
ベット・コールする度に、綺麗に一定割合でハンドが絞られていく。
スターティングハンドが広すぎると、レンジが弱すぎるので、タイトにいかなくてはいけない。
call
全てのストリートでcall頻度は7割くらい欲しい。
3割以上foldしてると、ポット打ち続けるだけで利益出る
callするコンボは上位7割
7割欲しい、というのは、恐らく相手のハンドコンボと自分のハンドコンボのエクイティが概ね変わらないという前提で正しいだけなので、ハンドコンボのエクイティが大きく異る場合*1はもっとfoldすべき。
bet
betはvalue:bluff比率が2:4、2:2、2:1と打つ度にbluffを減らす。
callされた = 上位7割なので、ブラフコンボを減らさないと危険。
打つ度にハンドを強くpolarizeさせていく。
- 例:turnではOESDとかはbetではなくcheck。ガットはbetでpolarize
- 例:riverはツーペア・オーバーペアとかとミスドローでbetして、マージナルなメイドハンドはcheck(ブラフキャッチ?)に回す
turnがbrickの時は変化が少ないので、betting frequencyを減らしてもいい。
bet戦略 → call戦略
betした後、ハンドがcheck側のcomboの場合、call戦略に移る。後でまたイニシアチブは奪い直してbet戦略に戻ってもいい?
バレルする時、バリューのコンボはそのまま、ブラフのコンボを半分にしてvalue:bluff比を調整する。bet-betとbet-checkのラインを比べると後者が弱すぎて、7割コールできる強さにならないけど、相手のcallしてくるcomboと同じ強さのcomboでチェックできないので、ごく少数のbluff catcherでチェックしていい。floatは多分十分なバレル頻度があればpunishできる。
*1:bet-checkラインなど