刺身の上にたんぽぽ乗せる日記

プログラミングしたり、自販機の下に落ちてる小銭を集めたりしてます

スーツ男子とリクルートスーツ

http://d.hatena.ne.jp/kudzu/20060530/1149011470
の続きである。

まず本文に入る前に一つ書かなくてはならないのだが、ある程度見ている人がいるにも関わらず、俺のあの絵が完全にスルーされたということである。
「ははー、これはうまく下手にかけたなぁ!」*1
と自分でも満足な出来である。この身を切り売りするような痛いネタで、

通りすがりA「下手すぎるワロス
通りすがりB「萌えない」
通りすがりC「テラヘタス」
通りすがりD「小学生かよwwwwwwwwwwww」
kudzu「おめーら全員氏ねよ」

という面白おかしいコメント欄の展開を希望していたのが、「腫れ物には触れてはいけない」の勢いで全く何一つコメントがつかなかったため、俺がただの痛い人に見える。痛い!みんな!助けて!


で、本文に入ろう。
前回書いたように、スーツ男子とリクルートスーツ女子は両方とも「たくましさ」「りりしさ」などの面と「初々しさ」の面があるが、表と裏が逆である、と書いた。

しかし、さらに考察を進めたところ、ある事実に気づいた。リクルートスーツは「凛々しさ」と「初々しさ」を内包する言わばツンデレ的な要素があるが、スーツ男子の場合は「凛々しいスーツ男子」「初々しいスーツ男子」と、反する属性を内包する、というよりは着ている男ごとに属性が違うのではないだろうか?
ぱっと考えた時に、「初々しい」というのは新卒とかの男を指し、「凛々しい」というのは仕事になれてきて、デキる感じの男を指すと思われる。
わかりやすいようにスタック図を用意した。



このように、最上層の観測者から見ると、スーツ男子は個々の人間が「凛々しい」「初々しい」のであり、それを強調するのがスーツである。そして、その集合を見た結果、スーツ男子には「凛々しく、初々しい」という属性が集合として与えられる。つまり、スーツというのは下位のレイヤーの個々の特徴を抽象化し、萌えというインターフェースを上層に提供するadapterだったのだ!(なんだってー!)

反してリクルートスーツ女子は個々の人間が「凛々しく、初々しい」のではなく、リクルートスーツを装備した結果「凛々しく、初々しく」なるのである。つまり、リクルートスーツは個々のキャラクタに「凛々しさ、初々しさ」を付加する、言わばdecorator*2だったのだ!(なんだってー!)

以上の研究から、属性とそのシンボルはレイヤーによって役割が違うことが判明した。今後の研究ではより多くのコスチュームにおける属性/シンボル/役割が明確化されることが望まれる。

〜続かない〜

*1:うまく下手、と書くとわざと下手に描いているように見えるが、「目的にそぐう丁度いい」下手さという意。実際のところ、もう少し上手く描けると期待していたが、素で超絶的に下手だったので、わざと下手に描く必要は全くなかった

*2:面接官が求めるインターフェースに拡張する、という意味ではadapterだと思う