アメリカ人とクレジットカード
ちょっと前に飯を食いながらの話。クレジットカードの話題になったので、以前どこかで聞いた話をふってみた。
「そういやアメリカってクレジットカードって手に入れるのが大変って聞いたけど。なんか信用のチェックが割と厳しいとか」
「いや、別に全然厳しく無いね。俺15歳の頃から持ってるし」
いや、流石に問題だろ、それ。どうやら高い買い物をすることになって、それでクレジットカードで買ってポイントを付けよう、ということだったらしい。
「日本のクレジットカードは持ってるのか?」
彼はアメリカ人だが、今は日本に住んでいる。
「ああ、持ってる。そういや日本のクレジットカードを作った時に一番驚いたのは、毎月自動的に銀行から引き落とされるよね」
まぁ、基本そうだよな。俺が持ってるのも今は全部毎月銀行から引き落とされる。
「別に全てがそういうわけではないけど、大体そうだね。アメリカでは違うのか?」
「いや、一応そういうサービスもあるけど、基本的に自分で支払うよ。」
「え?じゃあ毎月払いに行くの?面倒臭くね?」
「いや、払う気分になったら払えばいいんだ。第一、銀行から毎月引き落とされるとなると銀行に金が無いとだめだろ?なんのためのクレジットカードだよ?」
笑いながら冗談めいて言っていたけど、実際の所アメリカ人はこういうノリなんじゃないかな、と思う。
金持ちになるための資産運用の本に「資産運用を始める前にクレジットカードの分割/リボ払いをやめましょう」って書いてあったり、不動産ローンをより条件の良いものに乗り換えたから、その分で新しい液晶TVを買って分割払いしたり、みたいな話とかも読んだし。
- 作者: 堤未果
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2008/01/22
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この本とかにもクレジットカードで自転車操業している人達の話があったな、と思い出した。