刺身の上にたんぽぽ乗せる日記

プログラミングしたり、自販機の下に落ちてる小銭を集めたりしてます

プログラマと音楽

http://d.hatena.ne.jp/amarine/20050625/p1 より。

激しく同じことを考えてた。
プログラマで音楽好きってのは多いですよね。自分自身楽器やってたし、周りを見ても楽器やってた(又は現役でやってる)人が結構いたり。あと関係無いかもしんないけど、音楽の趣味が何故かポップスじゃなくてクラシック、ジャズ、ハードロックなどのメインストリームから外れた人が多いような。

それはさておき、コード自体の美しさ、というのは他業者からは全く理解できないことだろうけど、実際ある。自分も初めてGoFデザインパターンでAbstract Factoryの説明を読んだときは「なんて美しいパターンなんだろう」と感動した。

ちょっと他の分野でいくと、ある大学の理工学部数学科の学生は何かの証明(オイラー展開だっけな?)を見たとき、あまりにも綺麗な証明なことに感動して興奮のあまりに夜眠れなかったという。

で、話を戻すと、音楽とプログラムと数学の美しさのつながり、ってのはやっぱり秩序や法則性なんじゃないかな、と思う。綺麗に筋が通ってるものは見てて気持ちいいから。
音楽自体にも音楽理論ってものもあるし。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E7%90%86%E8%AB%96

ガーシュウィンの曲を始めて聞いたときは「なんてごちゃごちゃな曲なんだ」って思ったけど、聞いてるうちに言葉では言い表せないんだけど、何かの秩序みたいなものを感じて、それ以来好きになった。

プログラムで言うところだとseparation of concernsがきっちりできているプログラムがとても美しい。ガーシュウィンと同じように、最初はただの関数呼び出しに見えていたものが、「ああ、こういう依存関係なのか」とわかるととても綺麗にできていることがわかる。

そんな感じで、プログラマにはそういう秩序が好きな人が多いから、音楽好きな人も多いんじゃないかな、と思った。

さて、自分はどうかというと、自分で言うのもなんだけど、プログラムは綺麗さを理解できるようになってきた。けど、音楽はまだ全然わからん。Pat MethenyのZero Tolerence for Silenceとか聞いたときはブチきれそうだったし、Date Course Pentagon Royal GardenのCatch22も未だ理解できん。