刺身の上にたんぽぽ乗せる日記

プログラミングしたり、自販機の下に落ちてる小銭を集めたりしてます

今日のゲーム

最後のハンドが中々興味深かったんだけど、本当に正しかったのかがよくわからなかったので、とりあえず考えてみる。

若干ルースなテーブルで、8 player。自分は恐らくsemi-looseくらいの感じでフロップを見ている。
ポジションはHijackでAd9h。UTGとその隣がlimp。続いて自分もlimpして、Cut OffとButtonはfold、SBがlimpでBBがcheck。In positionで5 player flop。
Flopは9s 9d 4d。最高のflop。チェックでまわって来て、ポットは5BBで、ドローをおろしたいし、スティールしているっぽく見えるようにちょっと大きめの4BBベット。ビッグスタックのSBとショートスタックのMPがコール。
Turnは5d。ダイヤ三枚目。SBがチェックして、MPがAll In。17BBのPotに37BB。

  • ちょっと額が大き過ぎる気もするけど、ショートスタックだから理解できないわけでもない
  • Flopには他のドローはなかった
  • SBがFlopでcheck callして、TurnでCheckしているのを見ている

一応4xKdみたいなハンドで、セミブラフのつもりがdrawing deadでした、ということも考えられなくはないが、状況は割とフラッシュができていることを指し示している。
普通なら即foldだが、今回は嬉しいのか悲しいのか、手札のAd9hはA high flush draw + Full House draw。相手がフラッシュも9もないpure bluffであればdrawing deadである。

pot oddsは37:54で、大体2:3。相手にFull houseがあれば俺は割と死亡。Flush未満であれば圧勝。相手にフラッシュがあると、outsは、

SBを無視して、残りのカードは44枚。full houseとquadのドローは減らないから17/44 = 38.6%
フラッシュ持ってる確率がn%だとして、pot oddsの2:3 = 40%を成立させたい。

n * 38% + 100% - n >= 40%
60% >= n * 62%
96.7% >= n

ざっくり30回に一回くらいブラフを捕まえればいいので、意外と悪くない。

次に、さらにSBもフラッシュができていたとする。この時残りカードは42枚。アウツは2減って15/42 = 35.7%。

上の式を当てはめると、

n * 35% + 100% - n >= 40%
60% >= n * 65%
92.3% >= n

ということで、MPはちょっと嫌だけど、コールできなくもないという気がする。実際どのくらいブラフしてるか知らないけど。
SBがフラッシュ持ってて、レイズしてきたらどうなのよ、というと、自分がコールした段階で、ポットは91BBで、手持ちは62BBしかないので、悲しい事にAll inをCallできてしまう。

Callではなく、Raiseでmpをisolateしたほうがいいか、というのは多分Callが正解だと思う。ブラフ以外には勝てるハンドで、かつドローだし。

実際のところは、フラッシュができていても、ざっくり3割強くらいの勝率があると踏んで、ブラフかもしれないことも織り込んでコールした。するとSBも驚きのコールで、旨味がさらに増加。リバーはJdで、SBはチェック。38BBのバリューベットで、逃げられてshowdown。MPはTd3dでやはりフラッシュ。