刺身の上にたんぽぽ乗せる日記

プログラミングしたり、自販機の下に落ちてる小銭を集めたりしてます

trick x logic 全話感想

  • 盗まれたフィギュア - 比較的素直に推理ができるし、割とすっきりする真相でよかった
  • 明かりの消えた部屋で - 現実性は置いといて、面白いトリックだと思うし、ヒントも適量でよかった。
  • 雪降る女子寮にて - 状況証拠中心の推理だけど、一応納得はできた。床を切り取るきっかけとなったのはニュースだと思ってたけど、「あれ」が重要だとは思わなかった。
  • 切断された五つの首 - 想像力がすごく要求される感じ。すごい何重もの推理が必要だったけど、真相がわかった時のすっきり度合いは全話を通して一番だった。これを推理問題にすればよかったと思う。
  • 亡霊ハムレット - 物的証拠から真相を推理できる感じで、最初の問題としてはいい問題だったんじゃないかな、と思う。俺は締切りに間に合わなかったけど。
  • ブラッディ・マリーの謎 - うんこ。糞ゲー。別に誰が犯人でもよかったんじゃねぇの?と思えるレベル。
  • ライフリング・マーダー - 「そんなんあるの?」と思ってしまうけど、一番筋が通っている説明が真相、というこのゲームらしいストーリーかな、と思った。若干証拠は弱いかな、と思ったけど、他の容疑者についての検証もしてたのがよかったと思う。あと真相は思ってたよりもっと納得いく感じだった
  • 目の壁の密室 - 時間が結構厳密に書かれていて、アリバイを砕く系の楽しいストーリーだった。一部納得行かないし、トリックの現実性には疑問があるけど、全体としては非常に論理的に解ける問題だと思った
  • Yの標的 - アリバイを考えると現実性に乏しいトリックを使わざるを得ないという気持ち悪い問題だった。一応後日談で補足はされていたけど、やっぱり納得がいかない。
  • 完全無欠のアリバイ - ページ数そんな多いわけでもなかったし、もう少し丁寧に、しっかりと時間を書いて、目の壁の密室くらいちゃんと推理できるようにして欲しかった。
  • 暴走ジュリエット - なかなか面白いと思った。時間がなかったから、全く推理できなかったけど、この答えには辿りつかなかったかな、と思った。

「切断された五つの首」と「目の壁の密室」を書いた大山誠一郎はすごいと思った。今度他の作品も読んでみたい。
「切断された五つの首」はネットで応募の問題にしたらすごく面白かったと思う。すごく残念。
これからSeason3が発売されるかはわからないけど、こうして色々考えて推理したり、他人の推理読んだりするのは楽しいから、是非とも続編が出て欲しい。冥界に行かないといけないから、多分キャラクタは変えなくちゃいけないかね?あとヤマの最後の台詞がすごい気になる...。